【にんじん百貨店】人参(にんじん)・漢方人参の栄養と予防できる病気

βカロチンが豊富なにんじん(人参)の栄養

人参で予防できる病気その1 | 人参で予防できる病気その2 | 人参で予防できる病気その3 | 人参(にんじん)と美容

●人参はβカロチンを豊富に含んでいます(キャロットの語源はカロチン)αカロチンも豊富

 にんじん1/2本でビタミンAの一日の所要量を補う事が出来ます。

●他のビタミン群(ビタミンB1、B2、C)も豊富

●ミネラル(鉄分、カリウム、カルシウム)も豊か

カルシウムや鉄、リンなどミネラル分を多く含むアルカリ食品です。

●ペクチンという食物繊維も含んでいます。

●葉の部分の栄養価は根の部分より高い

人参の葉の栄養成分は根と同じですが、
ビタミン ミネラルを含み、カリウム、カルシウム、ビタミンCは、
根の部分よりも多く含んでいます。
ビタミンAは2倍以上、たんぱく質は3倍、カルシウムは5倍といわれています。
上手に葉の部分も食べましょう。
特に人参栽培で、間引いた葉や根は、捨てずに食べてしまいましょう。→参考人参栽培

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京都府産 京のにんじん葉(1束)
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「京のにんじん葉」は、葉だけのために作られたものです。
土にこだわり育て上げた京のにんじん葉です。
京都久御山地区で作られてます。栽培方法の違いから、このにんじん葉は 特に香りがよいです。
葉がない人参からでも、葉を取る方法があります!
人参の葉の栄養、レシピについては、
こちらからご覧ください。
人参の豆知識・薬用人参の美肌・健康効果

●人参は、ビタミンC酸化酵素(アスコルビナーゼ)を含みます。

このため生のまま食べるジュースやサラダは、ビタミンCを破壊して効果を弱める
可能性があるので注意が必要です。
この酵素はレモンや酢を加えると、酵素の働きを止めることが出きます。
又熱に弱いので、加熱処理をすることでも働きは止めることが出来ます。
ちなみに、ビタミンCは加熱調理したくらいでは壊れません。
参考:人参ジュースレシピ

●人参の根には糖質も含まれており、加熱によってさらに甘味を増してゆきます。

油を加えることで、油にβカロチンが解け、体内吸収力が高まります。

●人参の赤とトマトの赤色の違い

人参が赤いのはカロチンの色が出ているためです。
がトマトが赤いのは、リコピンの色です。
同じ赤でも、成分が違います。
しかし、金時人参の赤は、トマトと同じリコピンです。
リコピンは、体内の活性酸素を消去するカロテノイドの一種です。
βカロチンのように体内で、
ビタミンAに変わることはなく、栄養効果が低いと思われていましたが、
最近の研究で、有効性が評価されてきました。
リコピンは、カロテノイドの中で
最も活性酸素の消去能力が強く、βカロテンの2倍以上、
ビタミンEの100倍以上の効果があるといわれています。
その効果はがん予防・癌抑制です。
又リコピンはLDL(悪玉コレステロール)の酸化を阻害することから、
動脈硬化の進展予防効果が期待できるます。

(活性酸素は悪いものではなく、体内に侵入した細菌などを死滅させる働きがあります。
しかし増えすぎると遺伝子までも傷つけてしまい、
正常細胞を癌化させてしまうので注意が必要です。)

がん予防や免疫力UPのためには、カロテンを多く含む人参と、
リコピンを多く含むトマトといっしょに食べると良い、と言われています。
人参の健康効果は人参で予防予防できる病気をご覧ください。

人参の成分

エネルギー 37kcal 水分 89.5g 蛋白質 0.6g
脂質 0.1g 炭水化物 9.1g 灰分0.7g
カルシウム 28mg リン25mg 鉄0.2mg
ナトリウム24mg カリウム280mg マグネシウム10mg
亜鉛0.2mg 銅0.04mg βカロテン当量9100μg
ビタミンB10.05mg ビタミンB20.04mg ナイアシン0.7mg
ビタミンC 4mg 食物繊維2.7g
日本食品標準成分表による
食品100g当たりの目安根 皮つき 生 品種冬にんじん春にんじん


サポニンで健康に!!薬用人参(高麗人参・田七人参)の成分・効果

高麗人参・田七人参はウコギ科に属していてウド、ヤツデ、ウコギの仲間です。
●薬用人参の一番の特徴はサポニンをおおく含むことです。
サポニンの含有量により、価値が変わと言って良いです。
高麗人参は収穫後の加工法の違いで3通りの呼び方があります。
「紅参」と「人参(白参)」。 自然状態のものを「水参」です。
長期保存できるように、蒸して乾燥させたもの を「紅参」、
蒸さずに皮を除いて乾燥したものを白参といいます。
高麗人参は保存過程により、サポニンの含有量が変化します。
もっともサポニンが増えるのは、水蒸気で蒸す紅参(コウジン)です。
このため、自然状態の水参や水参を干した白参より紅参が高価になります。
特に6年物が最良とされています。

●人参サポニンの効果

人参サポニンは大きく分けてRb群とRg群に分けられ、
それがさらにRb1、Ra1、Reなどに分類されて、全部で30種類ほどあります。
主な効果効能として、健胃、強壮、鎮静、血糖調整、血圧調整、
抗菌作用・殺菌作用・抗炎症作用などがあり、古くから身近で親しまれてきました。
殺菌作用により、ニキビの治療薬に使われています。
又風邪症状に有効な鎮痛・解熱・去痰作用があり、
痰を切る有効成分のひとつとしても使われています。
Rb群(Rb1、Rb2、Rcなどがある)は中枢神経系に対して抑制的に、
副腎皮質ホルモンの分泌を促し脳中枢抑制し、脳中枢興奮・精神安定・催眠延長の効果。
Rg群(Rg1、Rg2、Reなどがある)はむしろ興奮的に作用するといわれています。
紅参には、皮膚に悪影響を与える作用への改善効果が報告され、
古来の本草書には「人参膏」と記載され外用薬として使用もされていました。

●その他の成分と効果

マグネシウムやカリウムを多く含み血中のコレステロール量を押さえ、
血栓症や高血圧症をおこしにくくします。
アルギニンを多量に含み肝臓機能の活性化と男性精力増強に効果を発揮。
他に、免疫力UP・高血圧の予防・滋養強壮・貧血・冷え性の予防などが期待されます。

●田七人参

田七人参は、中国雲南省付近の特殊な土壌にしか育たない植物です。
田七人参は高麗人参の二倍のサポニンを保持するといわれています。
(が紅参にはそれ以上のサポニンが含まれています。)
そのほか有機ゲルマニュウム、アセチレン化合物や沢山のミネラル類を含みます。
田七人参と高麗人参を比較しても、田七人参には数々の高麗人参を凌ぐ薬効が認められ
「血を止め、お血を留めず、痛みを鎮め、腫れを消す。」とされ、
近年では、血圧降下作用、肝臓障害抑制、脂質低下作用、抗癌促進作用などが続々と報告されています。
又、近年中国で発見された「田七ケトン」は、特殊な成分で驚きの働きがあるそうです。
田七人参は3年~7年経たないと収穫出来ず、
又、収穫後の畑は10年前後休ませる事が必要な為とても高価なものです。

■高麗人参の成分

サポニン(3~6%)含窒素化合物(12~16%)脂質性成分(2%)ビタミン(0.05%)
炭水化物(60~70%)灰分(4%)水分(9~11%)
炭水化物はブドウ糖・麦芽糖・ラムノース・澱粉です。
他にアミノ酸および必須アミノ酸、ビタミンB1・B2・B12等のビタミン類、
ナトリウム・マグネシウム・カリウム・カルシウム・鉄・リン等の各種ミネラルを含みます。

■田七栄養成分表

サポニン8.9g/100g たんぱく質26.5g/100g 炭水化物56.3g/100g
エネルギー389kcal/100g 水分7.7g/100g 灰質3.1g/100g
脂質6.4g/100g ナトリウム33.5mg/100g

日本山人参の成分・効果

姿形が朝鮮人参によく似ているところから「日本山人参」と呼ばれてます。
ところが、朝鮮人参はウコギ科の植物であるのに対して、
この日本山人参はセリ科のイヌトウキという日本固有の全く違う植物であす。
しかし、漢方人参に劣らぬ優れた成分・効能があります。
最近の分析結果によりますと、コエンザイムQ10とコラーゲンが
日本山人参に含まれている事が判明致しました。
これはまさに不老長寿の生薬で、高血圧の予防、動脈硬化の抑止予防効果、
アルコールや動物性脂肪の過剰摂取による「過酸化脂質」の蓄積を防ぎ、
「肝炎」を予防する効果があります。
その他、がんの発生抑制、糖尿病状態の軽減などが、証明されています。
血管を収縮させるホルモン「ノルアドレナリン」の分泌を抑制し、血液循環が良くし、
「肩こり」や「頭痛」「冷え性」などが軽減されます。
また血行が良くなった結果、肌荒れも改善されます。
また、ロイコトルエン群の活性阻害作用も有り、
リウマチや喘息、アトピー性皮膚炎などを軽減させます。


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